子猫が下痢になってしまったときは?

子猫が下痢になってしまったときは? :
子猫の体力を奪う下痢

 子猫が下痢になってしまったときは?

子猫の下痢は、体の不調を早期に発見できるサインです。ちょっとしたことでも子猫は下痢をします。一見すると健康でも、何か変わったところはないか、よく観察しましょう。

1回きりの下痢なら、子猫の様子を少し見てみます。食べ過ぎ、あるいは不安や緊張などにより、お腹を壊しただけかもしれません。
しかし、少なくとも3回以上にわたり子猫の下痢が続くとか、1日以上続くようであれば、消化器官に問題がある可能性が高いでしょう。早めに動物病院を受診しましょう。その際は、便をビニールやラップに包んで持っていくようにします。

大きな疾患でなくても、子猫の下痢は脱水症状を引き起こしやすく危険です。体力のない子猫は、下痢が続くとみるみる弱ってしまいます。また、もし便に血液や異物が混じっていたら、命に関わる状態かもしれませんから、すみやかに動物病院へ連れて行きましょう。

とにかく下痢と一口にいっても、安心できる下痢と、安心できない下痢がありますから、まずは獣医師に相談しましょう。

子猫が下痢になってしまったときは? :
考えられる下痢の原因は

子猫の下痢の原因として、真っ先に疑われるのは、コクシジウム、回虫などといった寄生虫です。動物病院で駆虫をしてもらいましょう。

下痢だけでなく、嘔吐や発熱があったり元気がないようなときは、感染症が疑われます。子猫の下痢を伴う代表的な病気には、コロナウイルス、パルボウイルスなどの感染症が挙げられます。パルボウイルス(猫汎白血球減少症、または猫伝染性腸炎)は、もっとも怖い病気のひとつで、下痢と嘔吐がいっぺんに起こり、ひどいとあっという間に命を落としてしまいます。ワクチンがあるので、あらかじめ予防接種をしておくことが大切です。

単なる下痢と思っても、体力を失うのが早い子猫は、死亡してしまう例が多々あります。早めに獣医師に診せて、必要な治療を施すことが重要です。

監修 : 水越美奈 - 日本獣医生命科学大学獣医学部

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