子猫に便秘は起こる?

子猫に便秘は起こる? :
子猫の排便

子猫に便秘は起こる?

ひとりでトイレをするようになる前の子猫が排便をしないのは、便秘ではなく、刺激を与えていないからかもしれません。生後しばらくは、子猫はひとりで排泄できません。母猫がおしりをなめて刺激することで、子猫は排便や排尿をもよおします。母猫の世話を受けられない子猫は、飼い主が代わりに濡らしたガーゼなどで、肛門付近を軽く触って刺激を与え、排便や排尿を促します。

理想的な猫の排便は、1日に1~2回です。子猫の場合はそれよりも少し多めです。便の硬さは、ネコ砂が表面につくぐらいの、程よい水分を含んだ状態なら、健康な証拠です。便の状態や回数に異常が感じられたら、すぐに動物病院を受診しましょう。

子猫に便秘は起こる? :
排泄の異変は病気のサイン

子猫は基本的にほとんど便秘をしませんが、便秘に伴って、子猫のお腹が張ったり、ふくらんだりすることがあります。そのほか、回虫の寄生、猫伝染性腹膜炎、腫瘍などの疾患、腹水など、子猫のお腹がふくらむ原因はさまざま考えられます。子猫のお腹がふくらんでいたら、早急に動物病院へ連れて行きましょう。
なお毛玉が原因の便秘は子猫にはほとんどなく、主に成猫に起こります。

子猫の排泄の異変は、健康状態が良くないサインです。トイレトレーニングが済んだ子猫がトイレ以外で排泄したり、排泄のときに声を出したり、力んだり、うめいたりするといった状態は見過ごせません。排尿しづらい、尿が出ない、あるいは頻尿や多尿、尿の色がいつもと違う、といった子猫の尿のトラブルも要注意です。

監修 : 水越美奈 - 日本獣医生命科学大学獣医学部

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