子猫が風邪(くしゃみ・鼻水)を
ひいたときは?

子猫が風邪(くしゃみ・鼻水)をひいたときは? :
風邪の症状を見逃さない

子猫が風邪(くしゃみ・鼻水)をひいたときは?

子猫は免疫が低く、体力もないので、風邪が命取りになることがあります。症状を見逃さないことが大切です。

体全体が熱くてぐったりしている場合は、明らかに発熱しています。通常はひんやりしている耳やしっぽの先を触ると、熱があるかどうかが確認できます。また、普通は暖かい場所を好む子猫が、涼しい場所や冷たい床などに寝たがる場合も、発熱が疑われます。
子猫に発熱があると、鼻水やくしゃみのほか、目やに、ヨダレ、涙、下痢といったさまざまな症状が現れます。また、食欲もなく、うずくまってじっとしていることが多いです。

逆に低体温も、とても危険な状態です。子猫の鼻水が水っぽく、くしゃみを伴う場合や、鼻水に粘りけがあり、目やにやヨダレを伴う場合も、猫風邪の恐れがあります。子猫を早めに動物病院に連れて行き、獣医師に診てもらいましょう。

子猫が風邪(くしゃみ・鼻水)をひいたときは? :
猫風邪とは

猫風邪の大半は、猫ウイルス性鼻気管炎です。風邪のような症状のほか、結膜炎や口内炎を起こします。鼻の粘膜もおかしくなり、鼻がつまってにおいを嗅げなくなるので、においで食事を選ぶ猫は何も食べられなくなり衰弱します。子猫は、症状がひどくなったり長引いたりして死に至ることがあります。また猫風邪は治療が遅れると慢性化しやすくなる病気なので、猫風邪が疑われたら、早めに動物病院で治療してもらう必要があります。

猫カリシウイルス感染症も、猫風邪のひとつです。猫ウイルス性鼻気管炎と似たような症状ですが、比較的症状が軽く、適切な治療を行えば通常は1~2週間で回復します。しかし体力のない子猫は、肺炎を引き起こして死亡することもあるので要注意です。

猫風邪は、猫ウイルス性鼻気管炎も猫カリシウイルス感染症も、ワクチン接種で予防することができます。

監修 : 水越美奈 - 日本獣医生命科学大学獣医学部

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